vol.48 技について考える
こんにちは、近藤です。
今日は前回の「心」に続いて「技」について考えたいと思います。
「技」は技術やスキル、能力等を表しますが、皆さんお持ちの「技」ってどんなものが
あるでしょうか?
・1時間で本を1冊読める
・100メートルを10秒で走る
・楽器をうまく弾ける
・映画のセリフを全部言える
・車のドリフトできる
・ブラインドタッチで1分で200文字打てる
等々、色んなスキルや能力があるかと思いますが、ある共通点がないでしょうか?
それは「好きなこと」と「何度も失敗したことがあること」と私は考えます。
はじめはうまくいかないかもしれません。しかし、多くの人がそこでやめたり諦めたり
することをその方はずっと続けれるからこそ今がある。
よく「10,000時間やると上達できる」と言われますが、そもそも好きでなければ10,000時間
やろうと思いませんよね。そしてその過程では何度も何度も失敗しては挑戦し続けることの
繰り返しがあります。
何が言いたいか?それは更なる高みに行きたいという「心」がなければ「技」は習得できない
とうことです。
ですからよく人から「苦労があったんですね」と言われても本人は上達するのが楽しいから
やってるだけであって、悔しい思いや自分にもどかしさはあっても苦労とは感じていません。
反対にそこに到達したいという強烈な思いがなければ「技」は身に付きません。
それが「技」より「心」が先行する意味だと考えます。
次回は「体」について考えます。
投稿者 近藤将士