vol133 代理店型とダイレクト型 損保の話
今回は少しですが保険の実務的な話をしていきます。
弊社では代理店型損保とダイレクト型損保の商品を取り扱っております。
その違い、特性をお話したいと思います。
歴史が長いのは代理店型。東京海上、三井住友、損保ジャパン等が代表的です。
近年増えてきているのがダイレクト型と言われるソニー、アクサ、イーデザイン。
ダイレクト型損保は保険料がお値打ちという印象をもたれる方が多いのではないでしょうか。
自動車保険では、走行距離に応じて保険料に差が出る仕組みが多いです。
では、何故ダイレクト型は保険料がお値打ちな事が多いのでしょうか?
事故が起こった場合の対応する人、契約締結の際に情報提供の有無。
この違いが保険料の違いになっていると感じます。
では、保険料水準が高くなる代理店型の価値はどこにあるのでしょうか?
各種保険の落とし穴に落ちないよう情報提供と、重複する可能性のある内容精査。
担当者によって大きく変わる為、担当者選びの重要度も高いと感じます。
基本的に大まかな補償内容はどの損保で加入しても同じですが、ダイレクト型の場合
細かな部分までチェックする必要がある為、相当な時間と労力が必要となると私は思います。
適切な保険金を受け取る為に、担当者の力を借りるか。自分の力で交渉するか。
どちらがよい。とか悪いでは無く、自身の特性に合わせて選んでいただけたらと思います。
投稿者 安藤祐基