vol.152 われわれにとっての成果は何か?
こんにちは、近藤です。
今回は「われわれにとっての成果は何か?」について考えます。
成果とはもちろん企業活動を通じての成果であり、何を望むのかという事です。
ここでは成果を短期。長期。そして定性的、定量的に考えます。
組織がミッションを実行するためには上げるべき成果を明らかにしたうえで
限りある資源を集中させる必要があります。
それにより、より効率よく成果をあげることを目指します。
短期とは約3年から5年間の成果。長期とはそれ以降、将来を見越しての成果です。
例えば当面3年間は資本を増強することに集中し、キャッシュで1億円とするとか
従業員の増加、教育を毎月チェックするなど。
そして長期的にはその従業員の中から次期社長候補を育て、事業を持続可能なものとする等です。
定性的とは従業員のやる気や、顧客満足度、取引先との信頼関係など目には見えにくいですが、確実に必要な成果。
定量的とは利益率、商品回転率、キャッシュフロー、従業員の給与など数値で測れるものであり、
客観的なデータに基づいて考察できるものを指します。
この「何を、いつまでに、どのくらい成果を出すか」について考えることで
毎月、毎週、毎日の効果検証が可能となり、もしできていない場合にはその
理由を探すことができます。
先ずは「あげるべき成果」についてミッションと連動して考えましょう。
投稿者 近藤将士