vol.53 火災保険の落とし穴
最近は大雨・洪水による被害をうけて、保険金を受け取られる方も多くなっていると思います。
今回のブログでは、火災保険に加入する際の考え方・注意点について少しお話します。
(特に水災について。)
良くこんな話を聞きます。
高台に建っている家なので、浸水の可能性が低いので水災の補償はいらない。
マンションで2階や3階以上に住んでいるので水災の補償は無くても大丈夫。
本当にそうでしょうか?
とても激しい雨、「ゲリラ豪雨」等での雨漏り。
ベランダで排水が追い付かなくなり、窓からの浸水。
これも水災です。
ハザードマップだけで、水災の補償を付けるかどうか選択するのは危険だと考えます。
しっかりと間取りや、自宅の構造からの検証。
建物の周りに付随する、給湯器や室外機。蓄電池等も補償の対象となるか?
ここ最近の住宅は色々な設備も増えてきている為、確認する事が増えています。
加えて、個人賠償や日常事故弁護士費用等の特約は他の保険との重複。
例えば自動車保険、クレジットカードに付帯している特約。
学校や他の共済との保障の等々・・・
損害保険の分野は、重複していても両方からは保険金が貰えないものがあります。
最初にお話した水災の補償だけでなく、重複が無いかもしっかり確認。
価値のある火災保険にしていきましょう。
本日のブログ、安藤が担当いたしました。