vol.124 何のプロ?
こんにちは、近藤です。
今回はプロフェッショナルについて考えます。
早速ですが、あなたはなんのプロフェッショナルですか?
例えば税理士であれば税務のプロ、ネイルストであればネイルのプロ
車の販売であれば車のプロと一般的には言うかもしれません。
ではもうひとつ踏み込んで、そればあなたにしかできないことですか?
もしくはそれを可能にするのはその地域であなただけですか?
つまりマーケテイングが不要な世界で勝負できていますか?という問いかけです。
答えがYESであればそれだけであなたはその地域で、その道でプロフェッショナルと十分に言えるでしょう。
また答えがNOであれば恐らく同業者との競争の中で思うような利益が
上げられない可能性が高くなります。
もしくは今はよくてもいずれ淘汰されるでしょう。
フランスの実業家モエヘネシー・ルイヴィトングループの代表のベルナールアルノー氏は
数々の名家と言われるブランドを傘下に入れて、いまや海外の有名なブランドは
ほとんど手中に入れました。免税店のDFSは彼のグループの持ち物です。
これは彼の独自の交渉術もさることながらそのスピード、金融知識、
国境をまたいだ戦略を組み立てる手腕があったからです。
つまり彼は「人たらし」のプロと言えます。
そしてこれは彼にしかできないことです。
AI化の進む中で、おどしでなく今にも人はその存在価値をなくす可能性が
高まっています。
あたなにしかできないことは何ですか?
投稿者 近藤将士