今回は南海トラフの件もあるので、地震保険について書いていきます。

以前も地震保険については少し書いておりますので、
参考にしていただけましたら幸いです。
vol139 地震保険は破綻するのか
vol137 全壊と全損

今回は加入する方法や、タイミングについてです。

地震保険は単体で加入する事は出来ません。
火災保険にセットして最長５年、場合によっては１年毎の更新です。
保険金額は火災保険の５０％が最大。
特約を付けて半損以上のみ１００％補償を受けられる保険会社もあります。

地震保険に加入を検討するタイミングとして、今回の様に大きな地震があるかも？と
アラートが出た時に考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、その場合加入制限が掛かる事があります。
基本的に相互扶助の精神のしくみである為、スポット的に加入する事は良しとしません。

最近加入された方の地震保険の加入補償金額として、一例を記載いたします。
建物の再建築価格２０００万。火災保険補償額２０００万。地震保険１０００万。
家財道具の評価額　５００万。火災保険補償額　５００万。地震保険　５００万。

建物に比べて、家財の方が震度が低い地震でも損害を受けやすいと感じられた方が
家財を手厚くして加入された方法です。一例として参考になれば幸いです。

投稿者　安藤祐基