vol.176 わかりやすさ
こんにちは、近藤です。
今回は「わかりやすさ」について考えます。
現在、京都大学で管理会計を学んでおりますが、そこで感じたのは
会計専門家の話は「わかりにくい」という事です。
もちろん、頭もよく、専門知識を持っている方が多いのはわかりますが、
経営者に ROAとか総資本回転率とか言っても何のことかわかりません。
「ROAが3%です。これは10%は欲しいですね」
「総資本回転率が0.8です。1.2を目指しましょう」
と言われても何のためにそれをやるのか?
それによって誰が喜ぶのかがイメージしにくいです。
要するに言って満足ではなく、相手に伝わらないとなんの意味もないでしょう。
逆に経営者から業界の専門用語を言われてもよくわからないのと同じです。
もっとかみ砕いて、相手に伝わる言葉で、なんのため、
だれのために必要かを共に考えたいものです。
投稿者 近藤将士