こんにちは、近藤です。

今日は私が今でも強烈に印象に残っているある経営者の話。
12年ほど前、経営者の会合で、講話された東海地方で高い業績を挙げられている経営者の方から
「皆さんにとって、会社の売上って何だと考えていますか？」と質問がありました。
参加者は「営業の結果」「商品の評価」「信用」など、様々な意見が出ました。
その経営者はこう答えました。「どれも正解ですね。」
「ただ、私は売上はお客様からのありがとう投票券と考えています。」

これには私は衝撃を受けました。それまでは売上は『創るもの』と考えていましたが、
そもそもサービスや扱う人の人間性、アフターフォローの結果として
お客様に喜んで頂き、選ばれた結果「ありがとう」という気持ちが売上となって
表面化したものであると感じました。

しかしお客様のニーズは多様化、複雑化します。どんどん要求されるレベルは高くなります。
それに応え続けるためには我々も日々研鑽を重ねて、レベルアップし続けなければ
「ありがとう投票券」は頂けません。

最後にその経営者は言ってみえました。
「昨年の自分と今年の自分。この１年間でこれが出来るようになった。
この分野でお役に立てるようになった。と胸を張って言えるかが、
成長し続けているかどうかの判断基準です。」

人が成長する過程には必ず壁があり、それを乗り越えた結果、大きな成長があります。
そこから逃げては現状維持はおろか衰退しかありません。
我々もお客様から選ばれ続けるためにも筋トレと同じように、
習慣を大切にし日々の鍛錬を行って参りましょう。

投稿者　近藤将士

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