vol.211 質問の考え方
今回は質問の考え方について、少しご紹介していきます。
特に論理的思考で 数字に強い方ほど、
ついつい理詰めで営業をしてしまう事があるのではないでしょうか?
ひとは感情で動くので、数字だけでは良い気付きにならない事がありました。
例えば・・・
元気なときの1ヶ月の生活費が30万、
一家の大黒柱に万一があった時の生活費が20万
国からの遺族年金が10万としたら・・・
不足分の毎月10万を生命保険で準備すれば理論的には正しいです。
では、毎月10万円の保険が何歳まで必要ですか?と聞いてました。
ほぼ誘導尋問のような商談をしていました。
当時、「保険に加入する事が正しい」というメンタルだったため。
どうしでも、保険に入ってもらう為の質問になっていました。
そこで、この「毎月10万円を保険で補填したい。」という答えを話していただく為
どんな質問が考えられるでしょうか?
注意点としては「保険に入ってもらう為」の質問にならないように、です。
最初に、「今の生活費は30万、大黒柱に万一の事が起こった時には約70%になると言われてます。」
この投げかけを聞いた方は「そうか。うちは大体20万くらいか・・・」と思い浮かぶと思います。
「国からの遺族年金が10万円ですが、生活する為にはあといくら必要となりますか?」と敢えて質問します。
このように答えて欲しいコトを先に考え、その為にどんな質問が効果的か。
という順番で考えて行くと、考えやすいです。
同じように様々なシチュエーションで質問を考えてみてください。
投稿者 安藤