vol.17 示唆と解決のイメージ
月曜日のブログ担当、安藤です!
今週も質問のパターンについてお話いたします。
先週のブログでは、状態を聴く質問が多いと
尋問のように感じ易いというお話をしました。
ではどうするのか・・・
問題点を聴く為に意図して状態を聴く。
問題が続いた場合をどうなるか想像(示唆)したり
解決した場合どうなるか、どう感じるかを聴きます。
例えば。
建設業(リフォーム)の営業の場でのトーク例です。
現状はすぐにリフォームが必要では無いが、
数年後にリフォームはしたいなと思っている方を想定。
(あくまでも押し売りでは無くて、適切に相談者さんの
意向を汲み取っていく事が前提です。)
営「将来的にリフォームを検討中という事ですね?」:状況
相「はい、今すぐという訳では無いですが」
営「具体的にいつ頃でしょうか?」:状況
相「3年後くらいを想定しています。」
営「3年後を想定している理由は、予算的な問題でしょうか?」:状況
相「そうですね・・・スグにお支払いが出来ない訳では無いですが
ほかに使いたい事もありますし。」
「まだ、特段使えなくなっている訳では無いですから
予算が分かればと思いまして。」
営「成程、畏まりました。お見積りをお作りしてみます。」
「ただ、3年後となると最近物価も上がっている可能性がありますが
その点に付いてはどうお考えですか?」:問題
相「確かに・・・」
営「実際、3年前と比べると約15%値段が上がっております。」
「3年後にリフォームし、今より15%上がった値段とした場合
費用の負担感はいかがでしょうか?」:示唆
相「15%ですか・・・ちょっと厳しいかもしれません。」
「3年後でも払えなくは無いですが、貯蓄も無駄に使いたくは無いです。」
営「成程、値上がりしてしまった場合。他に何か影響が及びそうな事はありますか?」:示唆
相「そうですね・・・、孫のお祝いにと、取っておいた預金もあるので、
そちらに影響が出るかもしれません。」
営「価格が上がる場合、商品のグレードを下げるという方もいらっしゃいますが
その点についてはどうお考えでしょう?」:示唆
というように、ご相談者さんの考えに対して将来起こりうる可能性や
リスクを伝えその場合にどう感じるかを考えて頂きます。
解決した場合をイメージしていただく事もこの後大切になってきます。
今週で質問に関するブログは最後になります。
来週からはプレゼンテーションとクロージングに入っていきます!
お楽しみに(^^)
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