vol.78 キャッシュインを増やす方法③
こんにちは、近藤です。
先ずもって木曜日にアップできずに失礼いたしました。
今回も前回に続き、キャッシュインを増やす方法について考えます。
【キャッシュイン】
売上、株の配当、株の売却、土地の売却、固定資産の売却、不動産所得、保険金の受取、
保険の解約、固定資産の売却、在庫の売却、新株発行による増資、金融機関からの融資、
補助金の受取、助成金の受取、売掛金の回収、減価償却費等々です。
今まで売り上げを上げる方法、資産の売却について考えました。
今回は金融機関からの融資について考えます。
ある意味、中小企業について金融機関からの融資は事業を
維持、発展する上で生命線とも言えますね。
では金融機関から御社がどのように評価されているかご存じでしょうか?
金融機関からの評価はまずはプロパー融資か保証協会付きの融資かでわかれます。
当然、プロパー融資の方が金融機関と直接取引できることから評価は高いと考えます。
これは融資をする側に立つとわかりますが、お金を貸すときには最悪の事態。
つまり貸し倒れのリスクを考えます。
このリスクが高まると銀行も引当金を積まなければなりません。
そのリスクを保証協会に委託するわけです。
そのコストが「金利」として上乗せして債務者が支払うことになります。
またプロパー融資の更に上級版として「当座枠」があります。
これは金利は少し高いですが、面倒な手続きもなく、企業が資金が必要な時に当座枠内の
お金は自由に使えるというものです。
デイライトではお客様のコンサルティングを受ける際にこの「当座枠」を開設、
拡大することを目指しております。
弊社のお客様でもプロパー融資の金利が0.5%、当座枠5,000万円という企業様がおみえです。
こうなると急な資金調達もスムーズにできますね。
次回はどのようにすれば金融機関からの評価が上がるかを考えます。
投稿者 近藤将士