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vol137 全壊と全損

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今回のブログは地震保険について書いていきます。
安藤が担当いたします。

※全ての保険に当てはまらない可能性もある為、必要に応じて
加入中の保険会社代理店、担当者へ確認もしてください。

ネット等でよくある地震保険の話を2つ程、今回と次回で書いていこうと思います。

まずは、建物の全壊と言うとどのような状態をイメージされるでしょうか?
屋根は落ち、柱は倒れ、建物の大半が原型をとどめていない状態ではないでしょうか。

その為、自身の規模によっては全壊となる可能性は低くなってくるかもしれません。

では、地震保険の『全損』の定義を一つ紹介いたします。
・建物基礎全体が約3°傾いている事が確認できた場合に全損

国土交通省の基準では新築は0.17°の傾きが許容されているそうです。
そして1°傾いている家で暮らすと、殆どの人に目まい・頭痛が起こると言われています。

3°と聞くとホントにごくわずかに思える方もいるかもしれませんが
たった1°傾くだけで目まいや頭痛が毎日続く生活となります。

建物としては全壊はしていなくとも、保険金が受け取れるケースもあります。
傾きを治す工事も費用は様々ですが300万以上の金額が必要になるケースもあります。

全損と全壊の違いを認識して、正しく保険を選んでいただけたらと思います。

投稿者 安藤 祐基