vol.241 語り手の目線で
相談者の方と話す際に安藤が気を付けている事について書きます。
一番気にかけている事は『主役は誰か』という点です。
今、社会福祉士について勉強をしている最中ですがその中にもでてきます。
表現としては『ナラティヴ・モデル』というそうです。
ストーリーとは違い『ナラティヴ』と表現されています。
ソーシャルワーカー(=SW)として相談に乗る際には
SWが主人公となって、相談者にとって何が良いか。を考えるスタイルで
相談にのってしまうと相談者の考えをおいて、提案をしてしまう事が考えられます。
語り手の視点で相談に乗った場合、主人公は相談者。
SWは語り手となるので、あくまで何が良いかの判断は相談者です。
周りからはベストな選択では無くても、相談者が選ぶ事で物語は進みます。
選択をする為(物語を進める為)の判断材料をこちらは提供する事に注力します。
色々なところでこの語り手の視点で接していく事が
人間関係を良好に進める際に必要となる事が多い気がしています。
色々な気付きがあります。