vol115 心理的安全性③
心理的安全性の3回目。
今回は『学習者安全性』についてお話します。
学習者安全性:学習の段階に参加し、問いかけ、実験し、ミスをしても
安全を感じられる状態。
学習の段階が担保されていないと、人は受動的になる傾向にあるようです。
この場合、一旦上手くいかない状況に陥ってしまうと抜け出すことが難しいと感じました。
上手くいかない→質問する→嘲笑される→自力→上手くいかない→聞けない→嘲笑→・・・
「正しい厳しさ」の定義を整える事で組織がしっかり成長していくのでは?と感じました。
あるチームの話です。そこでは、若手が間違えた時に先輩が嘲笑する事があったそうです。
加えて、伸び悩んでいるメンバーを悪く言う事もしばしば見受けられたとも聞いてます。
10年前、50名程いたメンバーが現在では35名程。
活気も徐々になくなってきていると。
このチームが、改善するとしたら何を改善すると良いでしょうか?
僕は、間違えた時には笑うのでは無く「しっかり叱り、導く。」事の様に思いました。
緊張感を感じてもらい、間違い(失敗)から学び。次に活かして成長する機会の創出。
皆さんがこのチームのリーダーだったら何をしますか?
皆さんの組織に必要な事は何でしょう?
次回は「貢献者安全性」について書いていきます。
投稿者 安藤