vol.61 資産運用の落とし穴
今回の投稿で『落とし穴シリーズ』はいったんお仕舞いとなります!
お読みいただき、ありがとうございました。
今回は資産運用の落とし穴という事で、以前の投稿『新設NISA』でも少し触れた部分になります。
2023年現在、利用できる資産運用の制度としては4種類と考えます。
①証券会社での資産運用(特定口座、一般口座等)
②NISA制度を利用した運用
③iDeCo、企業型DCを活用
④変額保険の特別勘定で運用
(今回は比較的認知度の高いものに絞ってお話します。)
では資産運用で一番大切な事は何でしょうか?
当然リターンをどれだけ高められるかだ!と聞こえてきそうですが。。。
NISAやインデックス運用の投資信託等ははたして万能でしょうか?
もし仮に、預けていた名義人が交通事故や加齢、病気等が原因となり、
認知機能が低下した場合、預けていた資産は使う事が簡単に出来るでしょうか?
もしかすると、法定後見人を立てて資産を管理してもらう事になるかもしれません。
その場合毎月数万円というコストを支払う事になる場合があります。
そして、資産を使う(減らす)行為には制限が設けられることが多いようです。
せっかく築き上げた資産を使いやすい状態に保つためにも、
しっかりと目的に合った方法で資産運用、資産形成もしていく必要があると考えます。
資産運用を『どれか』の制度に纏めるのではなく、必要に応じて『適切な』制度に分散し
いつでも使いやすい状態を保ちつつ運用する事が今後は必要になってくると感じます。
投稿者 安藤 祐基