vol.259 『きく』の三段活用
保険募集人には意向把握義務というものがあります。
保険は目的に合ったものに加入をする必要があります。
(何を当たり前の事を言っているんだ?と声が聞こえてきそうですね。。。)
しかし、以前はお願い営業や押し売りの様な方法をしていたという話を聞く事もあります。
では・・・
どうしたら、被保険者の意向をしっかりと把握できたのでしょう。
適切な質問をし、適切に相談者からお考えを話していただく必要が有ります。
7月18日から7月21日の4日間が社会福祉士の授業があり参加してまいりました。
授業の中でソーシャルワーク(相談業務)の中で3つの『きく』があるとお話してくださいました。
1つ目は聞く、これは意図せず聞こえてくるものといういみが強いです。
2つ目の訊く。たずねるという意味もある感じで、尋問ような場合の訊く。
3つ目に聴く。心という字が入っているので、相手に関心を寄せて聴く。
以前SIPN話法として触れたブログにもありますが、
状況や問題点を質問する場合は訊く。示唆したり、解決後を想像していただく質問は聴く。
しっかりと相手に関心を寄せて質問する事で、安心してお話してくれることも増えました。
一度、3つの『きく』を意識して使い分けてみてはいかがでしょうか?
投稿者 安藤祐基