vol.88 会社のキャッシュを増やすには②
こんにちは、近藤です。
今回も、キャッシュアウトを減らす方法について考えます。
【キャッシュアウト】
支出には何があるのでしょうか?
金融機関への返済、利息、給与、経費(販管費)、買掛金の支払い、設備投資、家賃、
固定資産の購入、有価証券の購入、商品の購入、保険加入、求人広告、マーケティング費用、
福利厚生費、損害賠償費用、税理士やコンサル料等々です。
前回のブログでは上記の中で金融機関への返済について返済期間を長くすれば
毎月のキャッシュアウトを減少できるとお話ししました。
では具体的に何を交渉材料として持っていくべきでしょうか?
あなたがお金を貸す側に立って考えてみてください。
例1)今期このままだとキャッシュが持ちません。なんとか返済期間を延ばせないでしょうか?
例2)今期売り上げは〇〇円上がり、利益もこれくらい出る見込みです。
例3)販売管理費をこれくらい下げる予定ですので利益は出ます。
さあ、あなたは1、2、3のどの企業に返済期間の延長を行うでしょうか?
恐らく、1は論外、2、3は結果が出てから検討するといった具合でしょうか。
この交渉のキモは「信用」です。金融機関も単純にリスクを取ってまで返済を伸ばそうとは思いません。
つまりは「これなら審査部に稟議書を出せる」という客観的事実が欲しいのです。
上記であれば2、3の場合はまずはこうしますから見ていてくださいと担当者に伝えた後に3か月から半年後の進捗度合いを都度報告しに行くしかないのです。
具体的に何から手を付ければいいのかという方は一度ご相談ください。
090-7040-4171
投稿者 近藤将士