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vol.207 資産の基準で変わるもの

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今回は、社会保障や機構から受けられる給付の中で
資産金額による制限があるものを2つご紹介します。

投稿のきっかけになったのは、相続で資産を受け取った事で
奨学金が受け取れなくなるかもしれず困っている。というご相談でした。

1つ目は奨学金
こちらは独立行政法人 日本学生支援機構のホームページに記載があります。
奨学金の申込時点で生計を維持している家族が1人の場合は1,250万未満。
2名の場合は2,000万未満の場合であれば奨学金が受けられます。
奨学金:資産基準について

2つ目が公的介護保険の補足給付
単身世帯の場合は1,000万未満。夫婦の場合は2,000万未満の場合。
介護施設に入所した際のお部屋代と食事代への補助(補足給付)が受けられます。
こちらは厚生労働省の介護保険に関するページに記載があります。
介護保険の所得、資産制限について

ここでいう資産に、保険は含まれない(貯蓄性の高いもの)と記載があります。
保険は目的に合わせて加入する為。
銀行や証券会社に預けている資産とは、視られ方が少し違うようです。

むやみに保険への加入を進めるわけではありませんが、効果的に資産を使う為
必要に応じで保険を有効活用し、資産寿命をいたずらに短くしてしまう事が回避できます。

公的保険や給付には、様々な細かい取り決めがあります。
少しでも参考になれば幸いです。

投稿者 安藤祐基